K-TUNES RACING

2024 Rd.4 Previewタイヤバーストで失った第2戦のリベンジへ!
夏休み恒例の真夏の富士で快走できるか??

およそ2ヶ月というブランクを経て、2024 SUPER GTの第4戦が8月3日(土)〜4(日)、富士スピードウェイで開催されます。富士スピードウェイはゴールデンウィークの第2戦に続いて、ということになりますが、第2戦が3時間レースで結果的に450kmを超える距離となったのに対して、今回の第4戦では350kmレースとなっているので、レース展開は変わってくることでしょう。

K-tunes Racingの2024シーズンは、開幕戦で6位、第3戦で9位と、上位進出こそ果たしていないものの、しっかりとトップ10に入り、現在ドライバーズランキングは12位。まずまずの結果を残しています。シーズン後半戦に勢いを付けるためにも、今回の第4戦は重要なレースとなりそうです。
第2戦富士は決勝17位でノーポイントに終わりましたが、それはレース中のタイヤバーストが原因で、大幅なロスタイムが発生してしまったこと。コースをゆっくりとピットまで戻り、タイヤ交換とマシンの破損状態を確認する。そのために2周分に近い時間を費やすことになり、大きくポジションを落としてしまいました。
しかしデータによれば、それがなければ十分にトップ10に入るペースであり、上位に食い込む可能性もありました。今回の第4戦では、そうした大きなトラブルが起きなければ、結果につなげることができることでしょう。

レース距離は350km。過去SUPER GTは300kmを標準的な距離としていたので、それよりも少し長い。8月という高温になる可能性が高い季節ということもあり、今回のレースではタイヤの使用本数が、今シーズンの350kmレースで適用される4セットではなく、5セットへとプラスされます。
決勝レースは、予選で使用したタイヤでスタートするので、もし1ストップとなると最初のタイヤ交換までの距離が長くなってしまいます。使用可能なタイヤが1セット増えたことで2ストップとし、スタート後の早いタイミングでピットに入りタイヤ交換をする戦略を取るチームも現れるかもしれません。

96号車LEXUS RC F GT3のサクセスウエイトは14kg。今シーズンからは獲得したポイントの2倍となっている。ただ第4戦以降でレギュレーションが変更になり、サクセスウエイトの上限値が80kgから50kgへと少なくなった。これによりランキング上位の3台は、いずれも50kgで今回のレースに参戦する。昨シーズンであればランキングトップの2号車は100kgだったことを考えると、上位陣に追いつくのは簡単ではなさそう。
ただ、この2ヶ月、いろいろなテストが実施されており、K-tunes Racingもデータを積み上げてきた。久々に富士スピードウェイでの上位入賞する姿を期待しよう。
2024 AUTOBACS SUPER GT 第4戦 富士350kmレースは静岡県・富士スピードウェイで、
8月3日(土)に公式予選、8月4日(日)に決勝レースが行われます。FIA-F4やポルシェカレラカップなども、同時開催されます。


(過去データ)
K-tunes Racing 富士大会 戦績

2024年 第2戦 FUJI GT 3 HOURS RACE

2024年5月3日(金)〜4日(土) 富士スピードウェイ
ドライバー 新田守男選手 / 高木真一選手
公式予選 Q1 B組 3位 →Q2 G1 4位 総合 7位
決勝レース 17位 105Laps 優勝した#88に3周遅れ

2023年
第2戦公式予選21位決勝レース22位
第4戦公式予選12位決勝レース23位
2022年
第2戦公式予選3位決勝レース6位
第4戦公式予選6位決勝レース5位
2021年
第2戦公式予選13位決勝レース14位
第8戦公式予選19位決勝レース19位
2020年
第1戦公式予選8位決勝レース11位
第2戦公式予選26位決勝レース23位
第5戦公式予選7位決勝レース26位
第8戦公式予選4位決勝レース22位
2019年
第2戦公式予選12位決勝レース16位
第5戦公式予選25位決勝レース15位
2018年
第2戦公式予選18位決勝レース14位
第5戦公式予選17位決勝レース10位