2024 Rd.5 Preview仕切り直しの第5戦鈴鹿が今季最終戦
有終の美を得意の鈴鹿で飾れるか??
AUTOBACS SUPER GT 2024 第5戦、12月7日(土)〜8日(日)に三重県鈴鹿サーキットで開催される。当初のスケジュールでは8月末に開催する予定だったが、大型台風接近の予報から開催を延期したため、12月開催ということになった。前身の全日本GT選手権時代を含めて12月のシリーズ戦開幕は初めてで、特別戦では2004年にカリフォルニアで行われたオールスター戦が唯一の例外となる。
当初は350kmとなっていたが、最終戦であり、また日没が早いということもあり300kmへと短縮されている。もちろん最終戦で行われるグランドフィナーレがプログラムの最後に組み込まれている。
鈴鹿サーキットでの開催は6月以来、半年ぶりということになるが、なにしろ気温が違い過ぎるので全く違ったアプローチとなることだろう。通常300kmでは持ち込みタイヤは4セットと規定されているが、今回は低温下でのレースでありタイヤへのダメージが強いことが予想されるため、5セットへと拡大されている。一時は特例としてタイヤウォーマーの使用も検討されたが、最終的に使用はNGとなっている。
また通常と異なるのは予選のフォーマットで、今回はGT500クラスが先、GT300クラスが後という順番にセッションが行われる。これは軽量なGT500マシンのほうがタイヤのウォームアップに時間がかかるため、少しでも温度が高いタイミングでの走行とするためだ。
このことはレースでも大きな注目点となるかもしれない。つまりタイヤ交換を終えたばかりのGT500マシンを、後ろから走ってきたGT300マシンが簡単にオーバーテイクしていく、というレアなシーンを目にする可能性があるのだ。
K-tunes Racingは前回の第3戦では、9位入賞を果たしている。ただ、その戦いは余力を残してしまったような部分もあり、またピットストップでのタイムロスもあった。最も大きな誤算は予選での速さが不足していたこと。前戦モテギでも予選19位となってしまい、レースペースが良かったものの、入賞を逃してしまっている。
ただし鈴鹿はLEXUS RC F GT3にとって、最も相性の良いコース。寒いコンディションへの対応は、2人のレジェンドドライバーの経験が生きてくることだろう。有終の美を飾って、今シーズンを締めてもらいたい。
2024年の日本のモータースポーツシーズンの閉幕となるSUPER GT最終戦は、12月7日(土)公式予選、12月8日(日)決勝レースが鈴鹿サーキットで開催される。
(過去データ)
K-tunes Racing 鈴鹿大会 戦績
2024年 第3戦 SUZUKA GT 3hour RACE
2024年6月1日(土)〜2日(日) 鈴鹿サーキット
ドライバー 新田守男選手 / 高木真一選手
公式予選 Q1 B組 6位 Q2 G1組 9位 総合11番手スタート
決勝レース 9位 84Laps 優勝した#777に 1 Lap遅れ
第3戦 | 公式予選 | 21位 | 決勝レース | 22位 |
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第5戦 | 公式予選 | 2位 | 決勝レース | 8位 |
第3戦 | 公式予選 | 2位 | 決勝レース | 7位 |
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第5戦 | 公式予選 | 12位 | 決勝レース | 25位 |
第3戦 | 公式予選 | No time | 決勝レース | 17位 |
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第3戦 | 公式予選 | 12位 | 決勝レース | 28位 |
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第6戦 | 公式予選 | 1位 | 決勝レース | 5位 |
第3戦 | 公式予選 | 2位 | 決勝レース | 1位 |
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第3戦 | 公式予選 | 1位 | 決勝レース | 1位 |
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