【2024年Rd.7 オートポリス】新田選手と高木選手の感動の表彰台!WinGの明かすK-tunesの真実の姿!?
10月19日・20日に行われたSUPER GT Rd.7 AUTOPOLIS GT 3Hours RACE。
WinGの3人も数レースぶりの冬コスチュームに身を包み、SUPER GTとしては年に1度の大分県オートポリスの空気を楽しんでいるように見えた。
前回の菅生でのレースから一転、カラッと秋晴れの空の下でレースが出来るものだとばかり思っていたが、やはり天気は誰も左右することができない。
土曜日は朝からサーキットが濃い霧と雨に包まれ、なんと午前中の走行が全てキャンセルに。
結局は午後に予定されていた公式予選もキャンセルとなり、この日はサーキットでマシンの音や、タイヤの匂いを嗅いで楽しむことが出来なかった。
日曜日の朝8時から30分間、Q1とQ2という区別はなく、ドライバーも自由というルールの下でコンパクトな予選が行われることが発表された。
こんなにも天候に左右され、GTのスケジュールが変更される年は過去に何度あったのだろうか?
今回のピットウォークでは、厄除けくまるのシールがファンの方に配られた。
今となってはご存知の方が多いだろうが、シールは毎戦デザインが代わり、1年間ですべてのデザインのシールを集めると良いことが?あるらしい...。
日曜日の朝は、やはり前日のように霧がサーキットに出ていたものの、予選は無事に開始された。
高木選手がコースインし、見事4番手タイムでこのセッションを終了。
グリッドウォークでは、あーりんの持つグリッドボードが風に煽られるほどの強い風が吹いていたが、良いポジションからのスタートということもあり、チーム全体が明るく良い空気に包まれているようだった。
ところで以前、8月の富士で影山監督に聞いた初恋の話をみなさんは覚えているだろうか?
今回はWinGの初恋を聞いてみようか、もしかしたら仰天エピソードが聞けるかもしれない!と個人的には期待に胸を膨らませていたのだが、やはり可愛い3人だ。ファンの方々だけではなく、チームにもWinGを娘のように思っている人がいるだろう。そんな娘のような存在に、初恋の人がいたとあっては、K-tunes Racingの父として複雑な心境もあるかもしれない。そう思い直し、別の質問をぶつけることにしたので、WinGのファンの方々にも安心してこの先を読み進め、WinGの3人とK-tunes Racingについてもっと深く知って欲しい。
みなさんがもつ、K-tunes Racingのイメージとはどんなものだろうか?
かっこいい?渋い?和気藹々?かわいい?
色々それぞれの思うイメージはあるだろうが、やはりなんと言ってもチームの顔であるドライバーの2人と監督のイメージがそのままチームのイメージに直結することが多いのではないだろうか。
かくいう私は最初、監督やチームに対して少し怖くてやんちゃなイメージを持っていた。良く言えば、漢気!だ。
では、WinGの3人が持っていた影山監督、新田選手、高木選手のイメージと真実の姿はどんなものだったのか?
率直に聞いてみることにした。
「まだWinGになる前だったから、本当にモニターとかでしか見ることはなかったんだけど、監督はやっぱり何といってもだいたいいつもサングラスかけてて...いかつい感じかな?って思ったのを覚えてる!」とみゆしゃんが話し始めてくれた。
「でも、それからWinGになって初めて挨拶をさせてもらったときに、笑顔がすごくにこやかで親しみやすいなって印象に変わったかな!」とみゆしゃんが続けると、あーりんもそれに同調する様子を見せた。
そんなあーりんは最近、影山監督をすごく優しい人だと改めて感じた出来事があったという。
「サーキットの日差しで、目がやられちゃったときにオススメのサングラスを教えてくれた」とエピソードを明かしたあーりん。
さらに、このサングラスの件で話をした時は、あーりん自身の人生の相談会も開かれ、影山監督は96号車だけではなく、あーりんの人生の監督も引き受けたとか引き受けてないとか。
高木選手に関しては?と聞くと3人揃って「そのまんま!もう見ての通りの方です!」と、笑顔で口を揃えていた。
どうやら、最初のイメージと実際の人柄に違いは全くないようだ。
ただ、みゆしゃんは他のカテゴリーや、YouTube撮影等であーりんやあすみんよりも高木選手と過ごす機会が多いようで、「どれだけ疲れていても、全く人に疲れを見せたり感じさせたりしない体力と精神力がすごくて大人として尊敬する。それに奥様思いで本当に素敵なんです」と力説していた。
大トリの新田選手について聞いてみると、「美意識が高い!」というコメントが最初に出た。
このコメントが出ると、3人の顔が更に明るくなり饒舌に新田選手について語り始めてくれた。
だが、あすみんは少し違った印象を最初は持っていたようだ。「静かな方なのかなと思っていた。人見知り?なのかもって。でも、何回かお会いしていくうちに打ち解けたし、面白い話もしてくれたり、ユニークな方!」と、あすみんは身振り手振りを踏まえて話していた。
あーりんもまたこれに同調し、新田選手が1年目の時よりも2年目になってからの方が気軽に話しかけてくれると嬉しそうに教えてくれた。
本当の本当に心から素直に答えてくれたのか、それともコラムになるということで少し遠慮したのかはさておき、WinGの3人が話してくれたそれぞれのイメージと真実の姿は、みなさんが想像していたものと近いものだったかもしれない。
今度機会があれば是非、影山監督とドライバーの2人が思ったWinGの3人の最初のイメージと真実の姿を聞いてみたいと感じた。
96号車にとって、レースはかなり順調に進み、トップ争いは白熱。これは...まだ序盤だが良い結果が期待できるのではないか!?と誰もがモニターを食い入るように見つめていた。
レースを通してFCYやSCが何度か出され、3時間のバトルはセーフティーカー先導の下でチェッカー。
96号車K-tunes Racingは、見事にチームとしては2021年ぶりの表彰台を獲得!その際もオートポリスでの表彰台だったというのは良いサプライズだ。
また、新田選手と高木選手が共に表彰台に上がるのは、14年ぶりだというから更に感動だ。
2人の表彰台がようやく見られて、ホッとした方も、再び気持ちが熱くなった方も多いのではないだろうか。
チームは素晴らしい雰囲気をキープしたまま、次戦モビリティリゾートもてぎでのレースに備える。こうなった新田選手と高木選手、そしてK-tunes Racingの勢いは、もう誰にも止められないかもしれない。